真珠の耳飾りの少女

12月24日1の25

幸せな少女は
いつでも安しきっていて
私の呼びかけにも
恐れることなく
素直にふり向いて
応えてくれる

その瞳は
快活さと好奇に満ち
輝きながらまっすぐに
私を見つめ

その口元はもはや
すっかり緊張を解き
今にも笑い出しそうだし
またすぐにでも不機嫌にゆがみそうでもあり
つまりはどのような変化にも対応できる
変幻自在の柔軟さをただよわせている

私が悪意をもって動けば
その目は機敏にその動きを察知し
その身軽でしなやかな体は
軽やかにジャンプして
瞬時に私の前から
その姿を消し去ってしまうに違いない

また私が冗談を言って笑わせようとすれば
彼女は鋭く私の意図を理解し
その冗談がまったくつまらなかったとしても
大いに楽しみ
人のを明るい色に染める
ヒマワリのような笑顔を
見せてくれるだろうと思われた

少女にするのと同じように
後ろからあなたの名前を呼んだら
あなたはどんな反応をするだろうか

あなたは伏し目がちに振り返り
向き直って私に一瞥をくれてから
落ち着いて微笑み、そして首を
ちょこんとかしげるような気がする

そこで私が目撃するのは
あの少女が成長し、成熟し
そして今も幸せな
あなたになった姿だ

フェルメールの絵とあなたと
二人のことを思い浮かべたら
妄想の世界で
幸せな少女とあなたがつながって
何だか楽しくなってきた

幸せな気持ちは伝染する
人から人へ幸せが伝わり
この世界が幸せな気持ちで
いっぱいになりますように



【あとがき】 
 今は昔、フェルメールの絵画展が
東京で開かれたことがあって、フェ
ルメールの絵はいいなと思っていた
私は、遠く離れた片田舎から一人上
京して見に行ったことがありました。
そのとき、この有名な「真珠の耳飾
りの少女」も出品されていて、多く
の観衆でごった返す美術館の中、私
もはるか遠くから拝ませていただき
ました。ずっと向こうに展示されて
いる小さな絵でしたが、その絵がす
ごい存在感を示していて、まるで光
を放っているように見えました。で
も、光を放って暗闇から浮き出てい
るように見えたのは、もちろん絵に
人のをとらえる相当な力があった
ことは確かでしょうが、それに加え
て、展示に際しての照明による演出
の効果もあったのかなと、後で思い
ました。まっ、まわりが見えなくな
るくらい、当時の私はこの絵に惚れ
こんでいたということです。
 部屋の中の整理をしていたら、フ
ェルメールに関する解説書が出て来
て、それでこんなを創ってみまし
た。

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