愛の指南書

8月20日蝶50
                 ヤマトシジミ

 
 なぜこんなにも
 苦しい思いをするのだろうと
 何度思ったことだろう
 好きな人からの
 手紙の返事を待っているときの
 あの落ち着かない気持ち
 
 なぜこんなにも
 辛いのだろうと
 幾度嘆いたことだろう
 恋しい人からの
 レスが来ないときの
 あの焦燥感

 恋をしているはずなのに
 は乱れに乱れ
 恋しい人を恨むのは
 間違いなのだとの
 至極もっともな思いが
 苦しみにさらに拍車をかける
 
 与えられることを待つだけの生き方に
 苦しみが宿ることを教えてくれたのは
 短い祈祷文だった

 待つことは必要なことだが
 自分の都合に合わせて恩恵を得ようとする
 受け身のものの考え方が
 自分を苦悩に導くことに気づかせてくれた
 古風な響きを持つ祈祷文

 人を愛することができない自分に
 愛の真実を教えてくれた
 愛の指南書のような祈祷文
 
 あなたを本当に愛せているかどうか
 不安になった今日もまた
 縋りつくように確かめる
 叡智あふれる祈祷文

 記された言葉をたどるたびに
 愛する覚悟と意気そのままで
 愛に満ちた人生を生きる
 あなたを彷彿とさせる祈祷文

 その祈祷文の名前は
 「フランシスコの祈り」

 「主よ、慰められるよりも慰め、
  理解されるより理解し、
  愛されるよりも愛することを
  求めさせてください。」
  
  とてもまねなどできませんが
  祈るように生きていけばそこには
  救いがあるようにも思うのです



【あとがき】
〇「フランシスコの祈り」について
(「フランシスコの平和の祈り」)
全文(「ウィキペディア」より)
「主よ、わたしをあなたの
 平和の道具としてくださ
 い。
 憎しみのある所に、愛を
 置かせてください。
 侮辱のある所に、許しを
 置かせてください。
 分裂のある所に、和合を
 置かせてください。
 誤りのある所に、真実を
 置かせてください。
 疑いのある所に、信頼を
 置かせてください。
 絶望のある所に、希望を
 置かせてください。
 闇のある所に、あなたの
 光を置かせてください。
 悲しみのある所に、喜び
 を置かせてください。
 主よ、慰められるよりも
 慰め、理解されるより理
 解し、愛されるよりも愛
 することを求めさせてく
 ださい。
 なぜならば、与えること
 で人は受け取り、忘れら
 れることで人は見出し、
 許すことで人は許され、
 死ぬことで人は永遠の命
 に復活するからです。」

〇象徴としての蝶
 蝶の写真は、自宅の庭で
撮影したものです。調べた
ところ、キリスト教では、
蝶がサナギから成虫に変身
するところから、キリスト
の復活と重ね合わせ、「復
活」の象徴とされているそ
うです。「フランシスコの
祈り」の中にも「死ぬこと
で人は永遠の命に復活する」
という表現があるので、蝶
の写真を使いました。蝶を
神の使いとみなす宗教もあ
るようで、確かに飛び方も
独特で、恐れもせず人に寄
ってくるときもあるし、ち
ょっと不思議な昆虫です。

 いつも応援いただき、感
謝いたします。
 最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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