年の暮れ

12月29日3の修正の20

年の暮れは
先がないから
みんな後ろを振り返る

今年も私にも
いろいろあって
いろいろ思い
実にいろいろ
考えた

好きになったツユクサの花

落ち込む私を
優しく包んだ雨の音

少しがんばってみようと
見上げたまぶしく青い空

あの景色
あの場面
そして
あの言葉

私のに刻まれた記憶は
今でもいかにも鮮明だけれども
でも実体はもう
時の流れのはるかかなただ

嬉しかったり
辛かったり
どうしようもなく
悲しかったり

抱く思いは
さまざまだったが

みんな私のの上に
そっくりもれなく降り積もって
生きる私の糧となった

今では親しみさえも覚えて
みんなただただなつかしい

そしてこれから先もやっぱり
これらの記憶はまとわりついて
私を励まし
あるいは苦しめ

曲がりくねった坂道を行く
こんな私を導いてくれるだろう

ありがとう

過ぎ去る年に
ありがとう

過ぎ去った出来事に
ありがとう

過ぎ去った人に
ありがとう

いろんな出会いに
ありがとうね、ありがとう

まとめて御礼
より

申し上げます
年の暮れ




【あとがき】
 2023年もあとわずかと
なりました。こんな私にも、
今年もいろいろな出会いがあ
りました。あの時に戻ること
はできませんが、回想によっ
て思いはよみがえります。そ
して、よみがえった思いは、
私に希望や元気を与えてくれ
ます。辛く悲しい思い出さえ、
私が生きていく上での貴重な
「こやし」になってくれます。

 また、私は今年の1月から
ブログを始め、みなさまに拙
い文章を読んでいただけるよ
うになりました。そしてその
ブログをここまで続けること
ができました。みなさまのお
かげです。多くのみなさまの
応援、励まし、ご指導、ご教
示に、改めてより感謝申し
上げます。本当にありがとう
ございました。

 寒さ厳しき折、どなたさま
もお体、ご自愛くださいます
よう。
 どうぞ、良いお年をお迎え
ください。来年も、よろしく
お願い申し上げます。


  


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瀕死のチョウ

12月27日9の20

縁側に続く和室の畳の上に
ちぎれた小さな紙切れが落ちていた

拾ってゴミ箱に捨てようと
腕を伸ばすと
これが・・・動いた!

よく見ると
チョウだった

クリーム色をしたチョウが
羽を畳んで横倒しになっていた

どこかから家の中に迷い込み
外に出られなくて体が弱ってしまったのだろう

ときどき羽ばたこうとするが
片羽が動くだけで、もう起き上がれない

拾い上げ
さてどうしたものかと考える

まだ命あるものを
ゴミ箱に捨てるのは
忍びない

介護するか、いや
それももう手遅れのように見える
命の終末を迎えたチョウ

しかたがない、畳の上ではなく
せめて、かつてその命を輝かせた
野山を感じられるようにと
鉢植えの植物の葉の上に横たえた

こんな私は、しかし、昨夜
部屋の中で捕まえたカメムシを
寒風吹きすさぶ極寒の夜の闇の中へ
情け容赦もなく放り投げたのだ

夏の夜
私は部屋に侵入した蚊のせん滅を期す
殺戮者にもなる

時には瀕死のチョウを憐れみ
時にはカメムシを凍てつく夜に追放し
そして時には進んで蚊の命を奪う

快適にこの生を全うしていくためには
小さな生き物の命の扱いに
こんな差が出てくることも
やむを得ないことだと考え
生きている

人間関係においても、然りだ
自分の利益は
他人の利益に優先する
それは、場合によってはやむを得ない
そう考えて生きている

ただ、忘れないことだ
そういう選択をお前がしたということを
忘れないことだ
忘れないで、生きていくのだ



【あとがき】
 その時に自分が置かれた状況
によって、自分に都合がいいよ
うにころころと主義主張を変え
る自分の弱さを感じます。私と
いう人間の限界なんですが、そ
の自覚、意識は常に持っていた
いと思います。そして、誤りが
あれば、できれば直したいもの
です。

 最後まで読んでくださり、あ
りがとうございました。

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置き土産

12月25日1の30

海外旅行から帰ってきた私の家族が
10日間留守番をしていた私に
お土産を買ってきてくれた

「ボディーソープではすすいだ後の
 肌の感触が物足りない。せっけん
 だと肌にこびりついた脂分まです
 っかり落ちて爽快だ」

こう主張する私に対して

「あら、ボディーソープはお肌に
 優しいからいいのよ」

と反論していた家人だったが
みつくろってくれたお土産は
石鹸だった
 
妻と娘
それぞれ別々に一個ずつ
買ってきてくれた

外国の石鹸は
でかい
日本の石鹸の
1.5倍はある

それぞれ違った
いい香り

でも、使ったら、石鹸は
やがてなくなってしまう

ちょうど今日
つまみだしたカメムシのせいで
部屋の中がカメムシ臭くなってしまった

そこで考えた

芳香剤の代わりとして
この部屋にお土産の石鹸を置いておこう

石鹸は、いい香りを部屋中に放ち続けて
家族のを和ませてくれることだろう

そしていつか、今度は私の方が
遠い遠い旅に出かけてしまったときには

石鹸は、家族が私のことを思い出すよすがとなる
私からの置き土産となることだろう




あとがき】
〇「置き土産」とは
 置き土産(おきみやげ)。
<意味>
 たち去るときに、あとにのこしておく
物やことがら。(「新選国語辞典」小学館)
 
 日本で入浴時に使用するために
販売されている一般的な石鹸は、
一個の重さが130グラム前後で
すが、お土産にもらった外国の石
鹸は、一個で200グラムありま
した。石鹸が好きな私は大満足で
したが、包装紙には贈る相手への
メッセージが印字されていて、ち
ょっと照れました。

 みなさまの応援、うれしいです。
 最後まで読んでくださり、あり
がとうございました。

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真珠の耳飾りの少女

12月24日1の25

幸せな少女は
いつでも安しきっていて
私の呼びかけにも
恐れることなく
素直にふり向いて
応えてくれる

その瞳は
快活さと好奇に満ち
輝きながらまっすぐに
私を見つめ

その口元はもはや
すっかり緊張を解き
今にも笑い出しそうだし
またすぐにでも不機嫌にゆがみそうでもあり
つまりはどのような変化にも対応できる
変幻自在の柔軟さをただよわせている

私が悪意をもって動けば
その目は機敏にその動きを察知し
その身軽でしなやかな体は
軽やかにジャンプして
瞬時に私の前から
その姿を消し去ってしまうに違いない

また私が冗談を言って笑わせようとすれば
彼女は鋭く私の意図を理解し
その冗談がまったくつまらなかったとしても
大いに楽しみ
人のを明るい色に染める
ヒマワリのような笑顔を
見せてくれるだろうと思われた

少女にするのと同じように
後ろからあなたの名前を呼んだら
あなたはどんな反応をするだろうか

あなたは伏し目がちに振り返り
向き直って私に一瞥をくれてから
落ち着いて微笑み、そして首を
ちょこんとかしげるような気がする

そこで私が目撃するのは
あの少女が成長し、成熟し
そして今も幸せな
あなたになった姿だ

フェルメールの絵とあなたと
二人のことを思い浮かべたら
妄想の世界で
幸せな少女とあなたがつながって
何だか楽しくなってきた

幸せな気持ちは伝染する
人から人へ幸せが伝わり
この世界が幸せな気持ちで
いっぱいになりますように



【あとがき】 
 今は昔、フェルメールの絵画展が
東京で開かれたことがあって、フェ
ルメールの絵はいいなと思っていた
私は、遠く離れた片田舎から一人上
京して見に行ったことがありました。
そのとき、この有名な「真珠の耳飾
りの少女」も出品されていて、多く
の観衆でごった返す美術館の中、私
もはるか遠くから拝ませていただき
ました。ずっと向こうに展示されて
いる小さな絵でしたが、その絵がす
ごい存在感を示していて、まるで光
を放っているように見えました。で
も、光を放って暗闇から浮き出てい
るように見えたのは、もちろん絵に
人のをとらえる相当な力があった
ことは確かでしょうが、それに加え
て、展示に際しての照明による演出
の効果もあったのかなと、後で思い
ました。まっ、まわりが見えなくな
るくらい、当時の私はこの絵に惚れ
こんでいたということです。
 部屋の中の整理をしていたら、フ
ェルメールに関する解説書が出て来
て、それでこんなを創ってみまし
た。

 みなさまの、本ブログへの訪問、
応援、より感謝申し上げます。
 今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


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青空

12月23日2の20
病院の
清潔でこぎれいな病棟の
その端っこの病室で

四方を白い壁に囲まれて
自分は死んでいくんだろうな

信頼できる主治医の先生や
優しい看護師さんたちに
めんどうを見てもらいながら
自分は死んでいくんだろうな

でも、最近よく考えるんだけど
自分は、本当は

刀折れ、矢尽きて、野戦で負けた一軍の将が
青空の下で切腹して果てるときのように
(そのとき武将は青空をちらっと見るのだ)

青空の下で死んでいきたい

お日様の光がいっぱいの
さわやかな風がよく通る
明るい青空の下なら

別れの悲しみも辛さも
少し薄らぐに違いない



【あとがき】
 NHK大河ドラマ「どうする家康」の
最終回での、淀の方を演じた北川景子
さんの演技、すごい迫力でした。以前
の大河で演じられた篤姫もすばらしか
った。大向こうを唸らせるような大き
な芝居のできる、すごい役者さんだと
勝手に思っています。それはともかく、
大河ドラマの再放送を見て、過去のド
ラマの戦闘シーンなども思い出してい
たら、こんな文章ができました。

 みなさまの応援に感謝しております。
 今日も最後まで読んでくださり、あ
りがとうございました。

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夕焼け

12月21日2の30修正の修正

 車から降りて
 振り返ると
 燃え上がる夕陽

 西の空は裂けて
 光が溢れ出したように
 まぶしい茜色に染まり

 たなびく雲は
 強烈な落日に焼かれて
 金色に縁取られている
 
 何かが起きる前兆のような
 なんという
 ゆさぶられる
 景色であることか

 写真を撮ろうとして
 スマホがないのに
 気が付いて

 急いで家の鍵を開け
 スマホ片手に戻ってみれば
 遅かりし由良之助

 すでに雲は動き
 一幅の名画の構図は崩れて
 あの劇的で迫力のあった
 胸を打つ情景は
 気抜けしたサイダーのようになっていた

 いつの間にか
 盗まれるように
 姿を隠していく
 美しいもの
 愛しいもの

 時を逃さず
 今そこで

 立ち止まり
 目を凝らし
 に焼き付けるべし

 この世の
 美しいもの
 愛しいもの

 生まれてきたからこそ出逢える
 この世の
 価値ある宝物を



【あとがき】
 12月21日、美しい夕焼け空の写
真を撮ることは、かないませんでした。
家の中にスマホを取りにいっている間
に、ダイナミックな形をしていた雲は
角が取れて丸くなり、まばゆかった陽
の光はその輝きを失っていました。ほ
んの数10秒経っただけだったのです
が。冒頭に掲げたのは、そのときの手
遅れになった夕焼けの写真です。
 今朝(12月22日)、カラオケに
行こうと思って戸締りを済ませ、テレ
ビを消そうとリモコンを手に取ったと
き、テレビ画面に家入レオさんの姿が
映し出されました。本人が生出演した
番組だったのです。本人へのインタビ
ューや過去の映像を見ているうち、あ
ぁ、これだ、立ち止まって見なければ
ならないのは、これだ、と思いました。
これから彼女が、アニメ映画「天空の
城ラピュタ」のテーマソング「君をの
せて」を歌うというのです。きのうの
夕焼け空の教訓を生かすのは、今だ、
と思いました。立ち止まって、最後ま
で視聴しました。
 歌のが、私のにまっすぐ飛び込
んできて、涙が出てきました。何とい
う歌唱力、なんという表現力でしょう。
こういう圧巻のパフォーマンスに出逢
えるということ、これこそ、生きてい
ることの醍醐味にほかなりません。カ
ラオケに出かける予定時間は大幅に遅
れてしまいましたが、それがなんでし
ょう。立ち止まって、よかったぁ。
 ちなみに今日の私のカラオケの成績
はというと・・・・ダメでした。天下
のレコード大賞・最優秀新人賞受賞歌
手の歌声が耳に残り、自分の歌声なん
か屁にもならないと思うと、歌声も、
も、小さく小さくしぼんでしまいま
した。どだい、比べるのなんかおこが
ましさの極みではありますが・・・。

 いつも応援、ありがとうございます。
 最後まで読んでくださり、より感
謝申し上げます。

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幸せのかたち

12月17日2の30修正



 長年、便秘に苦しめられてきた
 
 最近、そんな私を見かねた妻が
 食物繊維が豊富な食材を使った食事を徹底し
 私に食事に関する意識改革を強硬に迫るようになった
 今まで私の自主性に任せていた方針を方向転換したのだ
 しびれを切らして、いわば「強行手段」に打って出たのだった
 (「『強行手段』に打って出てくださった」というべきか)

 食物繊維の波状攻撃 
 おかげさまでここ数日は
 お通じの状況がすこぶる良い

 今朝などは、起床直後に大満足な成果が得られ
 私は狭いトイレ空間の中で
 生理的な快感と達成感を同時に味わい
 しばらく一人で
 この上ない幸福感に浸っていた
 そして、私は元気が出てきた
 
 ロシアの文豪トルストイは
 小説「アンナ・カレーニナ」の冒頭に
 こう書いた

 「幸福な家庭はみな似通っているが、
  不幸な家庭は、その不幸の相もさまざまである。」

 大文豪の見解に相反するようで多少気が引けるが
 私は次のようにも言えるのではないかと
 密かに思っている

 「幸せといっても、
  その幸せの相は人によってさまざまである。」
 
 この世の中には
 いろんな人が生きていて
 いろんな価値観があって
 私が大満足のお通じにこの上ない幸せを感じているとき
 他の人は他の人の住む世界でそれぞれが発見した幸せに
 涙しているかも知れない
  
 私は私でこれからも幸せを追い求めていくだろう
 それと同時に、この世界が
 自由に幸せを追い求めることのできる
 制約や束縛のない世界であることを望む
 
 そして、幸せである人たちのエネルギーが巡り巡って
 
 幸せを願いながらも未だ手に入らない人たちの
 数奇な運命に翻弄され、人知れず苦しみの人生
 ひとりぼっちで歩んでいる人たちの
 
 助けとなることを切に願う



【あとがき】
 気持ちの面だけでも元気でない
と、希望は語れないと思います。
希望は行動につながり、この世を
変えていく力になります。だから
私たちは幸せを見つけ、元気にな
ることが大切だと思っています。
そういうことを表現したかったの
ですが、うまくいきませんでした。
やっぱり、「便秘」を話題にした
のは、まずかったかなぁ・・・。
訴えたいものはあるのですが、理
屈っぽくなってしまって・・・。
もっとみなさまのに訴える表現
でないと・・・。これからも努力
して参ります!

 みなさまの応援に、より感謝
申し上げます。今日も最後まで読
んでくださり、ありがとうござい
ました。

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あなたの写真

 12月17日10の30

 フォトスタンドに入った
 あなたの写真

 僕が写した
 あなたの写真
   
 あなたがあんまりきれいだから
 僕が撮影をおねだりすると
 あなたは明るく微笑んで
 僕にポーズをとってくれた

 僕だけのために
 微笑んでくれたあなた

 あなたが僕を嫌いでないと
 あなたが微笑みで請け合ってくれた
 あなたがくれた証明写真

 もしも失くしてしまったら
 あなたはきっとこう言うだろう

 「写真のあたしばかり見つめてないで
  このあたしをもっと見つめてください」

 もしも
 もしもの話だけれども

 あなたがこの世にいなくなって
 僕がこの写真も失くしてしまったら
 あなたは一体何て言うだろう?

 あたしはきっとこう言うわ
 
 「あたしのことはもう忘れて
  新しい恋を見つけてね」

 僕が写した
 あなたの写真

 僕だけのために
 微笑んでくれたあなた

 写真は失くしてしまっても
 僕の前から
 消えないでね
 僕より先に
 死なないでね
 

【あとがき】
 「断捨離」という言葉がありますが、
その目的とするところは、必要最低限
のものを残し、快適に生活するという
ことのようです。捨てることは、目的
を達成するための手段・方法だという
ことです。断捨離を断行するときは、
何を大切にするか、自分の価値観が問
われてきます。
 最近、必要があってかなり大がかり
な部屋の掃除をしました。昔の写真が
いっぱい出て来て、整理(断捨離)す
る必要に迫られましたが、写真には写
っている被写体に加えて、それにまつ
わるたくさんの思い出がぶらさがって
いますから、捨ててしまうと、大切な
思い出もどこかにいってしまいそうで、
作業はなかなか進みませんでした。今
ならデジタル処理で膨大な写真データ
をコンパクトに保存できるのですが。
 
 みなさまの応援に感謝いたします。
 最後まで読んでくださり、ありがと
うございました。

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月夜の幻想

10月28日14切り抜き30

 青白い月の光に照らされて
 たった一人でとぼとぼと
 雪の小道を歩いていると

 向こうからやってくるのは
 すらりとした妙齢の一人の女
 
 白い着物に長い黒髪
 たたずまいは雪のように
 きよらかで、またはかなげで
 うつむき加減の面差しの
 そのなんという美しさ

 それにしても解せぬのは
 この極寒の真夜中に
 灯りも持たずに娘が一人
 寂しい山道通う怪しさ

 こりゃもののけのたぐいかと
 急に鳥肌総身に立ち
 逃げようと思うがもう手遅れで
 悲鳴を上げるまさにそのとき

 鬼の形相に変わった女は
 飛んで近づき私の顔に
 白い息を吹きかけた

 と思ったら
 目が覚めた

 夕べ見たのは雪女の夢か

 そうそう、かつて月夜の晩に
 見たあの人の横顔も
 凄いほどの美しさ

 この人になら取り殺されても
 俺は少しも悔いはないと
 夢見地で思ったものだが

 あれもこれも男
 もてあそび惑わす美の魔性の
 無意識のうちに為せるわざか

 美しさのもつ地よさ
 美しさの持つ恐ろしさ

 月夜の晩のまぼろしか
 人の魂をとろけさす
 底知れぬ美の
 あやうさ怖さ



【あとがき】
 月夜の晩に、狭い道で、美しい人と
すれ違うようなときは、ご用、ご用
 雪女を詠んだ句を一つご紹介しま
す。

三日月の櫛や忘れし雪女  佐藤紅緑

 いつも応援していただき、感謝して
おります。最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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ぬいだスリッパ

12月16日2の30

家人が用事で
室内用スリッパをぬいで
出かけていった

ぬがれたスリッパのつま先は
出口のドアに向けられて置いてある

「これじゃあ、帰ってきて履くときに不便だっぺ」

私は二足のスリッパを取り上げ
180度回転させて、玄関の上り框近くに並べた

自己満足なんだろうけれども
今日はちょっぴりを遣えてよかった



【あとがき】
 みなさまのブログへの訪問、応援に
励まされております。最後まで読んで
くださり、ありがとうございました。


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プロフィール

あさひなせいしろう

Author:あさひなせいしろう
 拙い文章を読んでいただき、とて
もうれしいです。心より感謝申し上
げます。
 もしも何か感じるものがありまし
たら、「フリーエリア」のバナーを
それぞれ1回ずつクリックしていた
だけると、さらにうれしいです。私
のブログの生きる糧になります。お
手数をおかけしますが、どうぞよろ
しくお願いいたします。
 こうして読んでいただけたのも、
何かのご縁にちがいありません。あ
なたの人生の今日というかけがえの
ない一日が、すばらしいものになる
ことをお祈りいたします。
 最後まで読んでいただき、ありが
とうございました。
  

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